公開日:2026年3月26日

【0円アート散歩】東京で無料の展覧会8選|2026年4月 美術館からギャラリーまでおすすめをピックアップ

今月は、佐内正史の展覧会シリーズや片山真理の個展、無印良品の企画展など

風のぬくもりと桜の開花に春を感じるこの季節。東京では、無料で楽しめる魅力的な展覧会が多数開催されている。今月は、佐内正史の展覧会シリーズや「森アートアワード2026」初代グランプリに選出されたばかりの片山真理の個展、無印良品の企画展など、無料で気軽に訪れることができる展覧会を8件セレクトした。

*【入場無料】の展覧会情報は、「展覧会・イベント」ページにて随時更新中

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*各展覧会の会期・内容は予告なく変更になる場合があるため、お出かけ前には公式ウェブサイトをご確認ください。

佐内正史 「展対照 <第三部>」|Vacant/Centre(渋谷)

写真家・佐内正史とVacantによる展覧会シリーズ「展対照」の第3弾が、渋谷・Vacant/Centreにて開催される。本展では、佐内の自主レーベル「対照」から刊行された写真集より、岡本太郎の作品を撮影した最新作『雷写』(2026)を中心に、『Strong Memory』(2025)、『銀河』(2018)からセレクトした作品を展示する。岡本太郎の作品を写真へと転化した、時を超えた共作にも注目だ。

会場:Vacant/Centre
会期:3月20日~4月13日

セル・セルパス + ラフィク・グレイス 「clockwork」|タカ・イシイギャラリー京橋(京橋・日本橋)

2023年にニューヨークのスイス・インスティテュートでの開催に続き2度目となる、セル・セルパスラフィク・グレイスによるふたり展がタカ・イシイギャラリー京橋にて開催。本展では、セルパスの立体作品とペインティングの新作、そしてグレイスの写真作品とインスタレーションが展示され、心理的かつ社会的にも、私たちが世界をどのように認知し解釈するかという構造を浮き彫りにする。

会場:タカ・イシイギャラリー京橋
会期:3月21日~4月25日

「ATELIER MUJI 企画展『ととのう』展」|ATELIER MUJI GINZA(銀座・丸の内)

無印良品を展開する株式会社良品計画が、ATELIER MUJI GINZA Gallery1・2にて、企画展『ととのう』展を開催する。本展では、日常的に多様な意味で使われている「ととのう」という言葉に着目し、「空間とくらし」「心と身体」「人それぞれ」の3つのセクションを通して、様々な「ととのう」のかたちを紹介。自分自身の感覚に気づき、くらしがより良い方向へと「ととのう」きっかけの場となるだろう。

会場:ATELIER MUJI GINZA
会期:3月20日~5月31日

「TDC 2026 (TOKYO TYPE DIRECTORS CLUB EXHIBITION 2026)」|ギンザ・グラフィック・ギャラリー(銀座・丸の内)

1990年より毎年開催し、今年36回目を迎える「文字や言葉の視覚表現」を軸に開催するグラフィックデザインの国際賞「東京TDC賞」。今回の応募では、国内外から3605作品(国内1649作品、海外1956作品)が集まり、そのうちから487の入選作品と、11の受賞作品、63のノミネート作品が選出された。本展では、そのなかからとくに評価の高かった受賞作品とノミネート作品、約120点を展示する。

会場:ギンザ・グラフィック・ギャラリー
会期:4月3日~5月16日

片山真理 「tree of life」|Yutaka Kikutake Gallery(六本木・乃木坂)

今年2月に「森アートアワード2026」初代グランプリに選出された片山真理の展示が、Yutaka Kikutake Galleryの六本木新スペースのこけら落としとして開催される。手縫いされた布のオブジェを起点に自身の身体をモチーフに据え、写真、映像、アートプロジェクトなど、多領域わたる作品制作を続ける片山。本展では、彼女が構築した鏡張りの空間で、片山自身が被写体となった10点におよぶ新作「tree of life」シリーズを展示する。

会場:Yutaka Kikutake Gallery
会期:3月19日~5月16日

竹林玲香 「A petal falling」|タカ・イシイギャラリー(六本木・乃木坂)

タカ・イシイギャラリーでは2回目となる竹林玲香の個展「A petal falling」。拠点を置く京都での自然観察と、海外での旅や長期滞在の経験をもとに制作したペインティング5点を含む最新作を発表する。移ろいゆく眺めのなかで生じつつある現象を留めようとする竹林の作品。それは景色をスナップショットのように再提示するのではなく、五感で受け取ったものを、具象と抽象を織り交ぜながら画面上に定着させようとする取り組みである。

会場:タカ・イシイギャラリー
会期:4月4日~5月2日

山田紗子展 「parallel tunes」|TOTOギャラリー・間(六本木・乃木坂)

自然と人とものとが響き合う、新しい建築を予感させる注目の建築家、山田紗子の初の個展が、TOTOギャラリー・間で開催される。自邸「daita2019」が2020年日本建築設計学会賞大賞をはじめとする数々の賞を受賞、去年開催された「大阪・関西万博」では休憩所の設計を手がけるなど、近年活躍の幅を広げる山田紗子。本展では、ギャラリー空間を環境ととらえ、自然、生物、ランドスケープなどが複雑な旋律を奏でながら共鳴する独自の世界を表現する。

会場:TOTOギャラリー・間
会期:4月16日~7月12日

平子雄一 「THE HIRAKO HOUSE TOKYO」|TERRADA ART COMPLEXⅡ(天王洲・品川)

現代美術作家・平子雄一の世界観をより身近に体感できるスペース「THE HIRAKO HOUSE TOKYO」が3月12日よりオープンしている。 これまで美術館やギャラリーでしか見ることのできなかった大型作品を中心に展示し、定期的に作品を入れ替えながら、平子雄一の現在進行形のクリエーションを発信する。

会場:TERRADA ART COMPLEXⅡ
会期:3月12日~終了日未定

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